のんびりいきます54

おっさんの独り言です

きしかん

どうもです。

今日の札幌は晴れ。
気温も10度を超え、気持ちの良い日ですね。
・・・まだ、家に籠ってますけど。

さて。
今日は電気自動車の話。
最近の私の感想は、
「エンジンに拘っていると、スマホの様になります。」
です。
日本のエンジンや変速機の技術はすごいと思ってますよ。
誇らしいくらいです。
でも、その技術の高さが問題なのです。
ようは、他の国のメーカーが容易に追い付けない技術なので、
「車」を作ろうとした際に、多額の研究費と設備投資が必要になるわけです。
そこに現れた、実用に耐えられる動力としてのモーターです。
電子制御が可能で、エンジンほどの技術の蓄積も必要なく、
車を作る際の部品点数が少ない事。
これに飛びつく企業が無いわけがないのです。
特に中堅自動車メーカーなんかが、基幹技術で追いつけなかったメーカーを追い越すチャンスなのですから、現状、走行距離や充電などの問題があっても、その流れになりますよね。
蓄積してきた技術を捨てる判断をするのは容易な事ではありませんけど、
日本の自動車メーカーもエンジンに拘ると、悲惨な未来が待っているかも知れません。

携帯のスマホもそうなのですが、
私にはテレビのブラウン管で世界を席巻していた日本メーカーが、
液晶の登場で自らの足元をすくわれてしまった事が思い浮かびます。
まぁ、液晶は日本メーカーが大型化に成功したかと記憶していますが、
しばらくブラウン管に拘って開発資源を移行する時期を見誤ったのではないか?
と思っています。

悪い部分を指摘ばかりしている人が多いですけど、
車の電動化は、もう避けられない未来かと私は考えています。
・・・さみしいですけどね(笑)

では。