室蘭・登別が大規模停電に見舞われました。
原因は、登別市内の鉄塔が暴風雪のため、倒れてしまったため。
実は、私はこの地域の出身で、実家もこの停電の直撃を食らっています。
私が出社する時間ではニュース番組も取り上げていなかったので、
このことを、私は夕方まで知りませんでした。
私の実家は、一度、簡易なリフォームをしていますが、築40年くらい経過しています。
ゆえにストーブなしでは、とてつもなく寒いわけですよ。
多少の地震や、風雪被害では「大丈夫でしょ」と、
連絡もしない私なんですが、さすがに、電話しました。
(いや。冷たいと思うでしょうが、実際に大丈夫だったんですよ。今までは。)
しかし、実家の電話も携帯も出てくれません。
「おいおい。マジかよ。」
避難でもしていて、気付かないのかな?と思い、
同じ地域に住んでいる姉に電話してみますが、これも出てくれない。。。
「・・・これは、相当ひどい状況なのでは???」
と、不安になったのですが、私がこの場でドタバタしてもどうしようもありません。
災害時に、安全な地域から「心配」だからと災害地域に駆けつける事ほど、迷惑な行為はない。
と思っている私は、気になりながらも、しばらく待ってから再度電話してみると、
姉の携帯に甥っ子が出まして、姉の家に母親が避難しているとの事。
姉の家は、当日の昼過ぎには復旧していたそうなので、
停電中の実家から母親を連れ出してくれていたようです。
母親も姉が来るまで、ポータブルストーブをつけながら、布団の中に居たそうですが、
そのまま一晩越すとなると、やはり心配ですからね。。
まぁ、普段から安心していられるのも、姉が近所に住んでいるからなんですけど、
今回は、本当に感謝です。
ちなみに、翌日の午後には、実家も復旧したそうです。
実家が今の家になるまでは、暖房はコークス(知らない人多いかも?)で、
・・・そういや、コークスを入れるタイプの湯たんぽ(湯じゃなくなるけど)があったような?
電気って照明とわずかな家電しか使っていなかったんですが、
現在の生活では、電気ってやはり大切ですよね。
あるニュース番組のインタビューで住人が
「電気ないと、なんにも使えないもんね」
という実感のこもった発言が印象的でした。
今回、自分の身内に降りかかったことで、
そういった姿勢でいたことを、少し考えさせられました。。。