のんびりいきます54

おっさんの独り言です

まじっすか

室蘭・登別が大規模停電に見舞われました。

原因は、登別市内の鉄塔が暴風雪のため、倒れてしまったため。

実は、私はこの地域の出身で、実家もこの停電の直撃を食らっています。

私が出社する時間ではニュース番組も取り上げていなかったので、

このことを、私は夕方まで知りませんでした。

私の実家は、一度、簡易なリフォームをしていますが、築40年くらい経過しています。

ゆえにストーブなしでは、とてつもなく寒いわけですよ。

多少の地震や、風雪被害では「大丈夫でしょ」と、

連絡もしない私なんですが、さすがに、電話しました。

(いや。冷たいと思うでしょうが、実際に大丈夫だったんですよ。今までは。)

しかし、実家の電話も携帯も出てくれません。

「おいおい。マジかよ。」

避難でもしていて、気付かないのかな?と思い、

同じ地域に住んでいる姉に電話してみますが、これも出てくれない。。。

「・・・これは、相当ひどい状況なのでは???」

と、不安になったのですが、私がこの場でドタバタしてもどうしようもありません。

災害時に、安全な地域から「心配」だからと災害地域に駆けつける事ほど、迷惑な行為はない。

と思っている私は、気になりながらも、しばらく待ってから再度電話してみると、

姉の携帯に甥っ子が出まして、姉の家に母親が避難しているとの事。

姉の家は、当日の昼過ぎには復旧していたそうなので、

停電中の実家から母親を連れ出してくれていたようです。

母親も姉が来るまで、ポータブルストーブをつけながら、布団の中に居たそうですが、

そのまま一晩越すとなると、やはり心配ですからね。。

まぁ、普段から安心していられるのも、姉が近所に住んでいるからなんですけど、

今回は、本当に感謝です。

ちなみに、翌日の午後には、実家も復旧したそうです。

実家が今の家になるまでは、暖房はコークス(知らない人多いかも?)で、

・・・そういや、コークスを入れるタイプの湯たんぽ(湯じゃなくなるけど)があったような?

電気って照明とわずかな家電しか使っていなかったんですが、

現在の生活では、電気ってやはり大切ですよね。

あるニュース番組のインタビューで住人が

「電気ないと、なんにも使えないもんね」

という実感のこもった発言が印象的でした。

あの津波の被害も、ある意味「対岸の火事」だったのですが、

今回、自分の身内に降りかかったことで、

そういった姿勢でいたことを、少し考えさせられました。。。