のんびりいきます54

おっさんの独り言です

映画を見てみました。

OUTRAGEを借りてみました。

俗にいう北野映画です。

ヤクザものということで、

任侠の世界でも垣間見れるかと思ったのですが、

任侠のにの字も感じられない、

冷酷非常な世界が描かれていました。

悲しいことですが、これが現在のというか、

人間の素の部分なのでは?とも思います。

建て前の無い、世界とでも言いましょうかね。

でも、最後は、北野氏が演じる下っ端の親分が、

組員が一人だけになったことで、

弱気になっていて、人間の弱さも垣間見れた感じがしました。

とはいえ、物語の主要な出演者が、

すべて殺されるという展開です。

これでは、賞はとれないでしょうね。

観賞してみて、妙に納得したのと同時に、

まったく保守的になっていない北野武という人物に、

感銘を受けたというのが、本音です。