大阪維新の会が政権公約の骨格発表とのニュースがありましたね。
まぁ、現在、力を持っている政治家が、あまりにも頼りなく見えるので、
色々なところから国政に参加しようとする動きは、良いことだと思います。
そんなわけで、私が考えている事もあります。
現在、公務員給与の削減案っていうのがありますよね。
これ、私としては疑問符なんです。
正直、政治家の給与は、削減すべきだとは思っていますけど、
公務員ってピンからキリまであるんですよ。
誰もが接したことのある教員から、見たこともない官僚まで。
ニュースで見ていて、問題があるかな?と思ったのは、
官僚がタクシーチケット(税金)で帰宅したりとか、
私自身も実際に体験した旧社保庁の怠慢対応など。
まぁ、細かいことを言えば、切はないですけど、
要は「経費」の部分が大半ではないかと思います。
税金とはいえ、給与というのは労働の対価なわけで、
それを削減することは、人の意欲を奪いかねない危険な要素だと思うのですよ。私は。
で、この公務員給与の削減に関しては、
言葉は悪いでしょうが、人の妬みからでていると思うんですよ。
「公務員は安定しているから。。。」
「毎日定時なのに、いい家に住んで、いいものを着て。。。」
など。
そうそう、私が地方で聞いた話では、「飲み屋には公務員しかいない。。。」
という批判がでて、公務員が飲みに行かなくなり、
結局、地方の飲み屋が衰退していった。。。とか。
「私は、こんな安月給で飲みにも行けないのに」
「私は、こんな安月給で好きなものも買えないのに」
こんな感情が、批判言動に結びついて、
高い給与をもらっても当然な、真面目な公務員ほど、お金を使わなくなると思うのです。
そこで、私が考えるに、公務員給与の削減をするよりも
公務員の貯蓄上限でも作ったらよいのではないでしょうか。
ようは、もともと税金なんですから、
もっと、お金を積極的に使わせればよいのです。
地方公務員であれは、都心の安売り店ではなく、町の商店街で買い物をさせるとか、
もっと、外食してもらうとか。
特に、転勤が少ない業務についている人には、
公務員住宅なんて住まわせなければ良いのです。
通常の賃貸に住んだり、地元の建築屋から家を買わせれば良いのです。
国政でお金を支給すると、特定の業者や人が儲かる仕組みになってしまっているのであれば、
公務員一人一人が地元にお金を落とせば良いのでは?
という考えから来ているのですが、
短期的には効果が薄いかも知れませんが、
長期的には経済効果や、地方の過疎を減らせるのではないかな?と思います。
まぁ、色々な意見があると思いますし、政策として行うには問題もあるとは思うのですが、
まずは、公務員が意識してお金を地元に落とすだけで、
長期的には効果があると思います。
あぁ、経費じゃなくて、自分の給与でですよ。あくまでも(笑)。
と、いうことで、
公務員の貯蓄上限法。
てのはどうでしょうか?
・・・・まぁ、現在の政治家や官僚が作ったら、
逃げ道だらけの法案になりそうですけどね。。