このブログも飽きてきたので、閉鎖しようかとも思ったのですが、
少し趣向を変えてみたいと思います。
(まぁ、だらだら日記も続けると思いますが。。。)
さて。
先頃、札幌市の市議会議員の発言で、
「アイヌ民族なんて、いまはもういない」
ってのがありました。
そして、識者の見解で、
「民族の定義は、独自の文化への帰属意識による、主観的なもの。帰属意識をもつ人がいる以上、その民族は存在する」
という記事を見受けました。
私も、識者側の見解に賛同してます。
歴史的にも「和人」に虐げられた事も事実でしょう。
ただ、市議会議員の方の発言の根底の部分は、もう少し議論の余地があるのではないでしょうか?
ようは、税金の使い方に関する指摘が、
誤った表現につながったのが、議員さんの発言だと、私は思っているのです。
個人的にですけど、
アイヌ文化の保護や、維持などに、税金が投入されていることは良い事だと思います。
ただ、個人の住宅への補助はどうなんでしょうか?
「アイヌ文化を取り入れた住宅」ならわかるんですけど、
おそらく、市議会議員の方が、あんな発言をしたという事は、
普通の住宅を建てているにも関わらず、税金が投入されていることを具申しているのではないでしょうか?
正直、アイヌ民族を束ねている組織の上の方々は、
相当、税金による保護により裕福な生活をしているという話を聞いたことがありますし、
結局、権力の中枢にお金(税金)が集まっているだけという図式があるのだと思います。
過去に苦汁を飲まされていたのは、現在の方の先祖の方々です。
現在のアイヌ民族の方は、この記事に書かれているほど、酷い目に合っているのでしょうか?
経済格差や進学率なんてのも載っていましたが、
「アイヌの生活を継続しているために、経済格差がでている」方々への補助には
私は大賛成ですが、
「先祖がアイヌだけど、普通に日本人として生活している」という方々への補助は、
なにか違うのではないか?
というのが、私の意見です。
こういう民族に関する問題は、非常に難しいとは思うのですが、
あまり、差別意識のない私には、今回の市議会議員の発言の根底にある部分は
もう少し、議論した方が良いのではないかと思います。
この議員さんは、少し言葉が足りなかったとは思いますが。
(私も、その系統の人間なので。。。)
まぁ、私も見識が低いとは思うので、誤解などもあるかと思いますが、
現時点での私の意見でした。