のんびりいきます54

おっさんの独り言です

NT

どうもです。

今日の札幌は、全般的に晴れていましたかね。
普通に過ごしやすい日だったと思います。

さて。
久々にガンダムNTを観ました。
ゾルダルって何のための存在なんだろう?
って思っていましたが、色々と思う事がありました。
ちょっと、セリフは忘れてしまいましたが、意味的には、ニュータイプが見せる戦果を「そのまま」事実として見るか「可能性」として見るか。というニュアンスの発言です。シャアの出来損ないであるゾルダルの苦悩が集約された終盤の言葉なのですが、グッときました。
それは、前者は絶望、後者は希望です。
そして、シャアの行動は前者、アムロの行動は後者の代弁です。
ガンダムシリーズ全般で冨野さんの想いも含まれているかもって思います。

単純に例えると超能力者ですかね。
スプーン曲げを、ただ不可思議な力で物理的に曲げた。と捉えるか、
人間の可能性と捉えるか?の違いです。

前者は不可思議な力の利用を考え、後者は不可思議な力ではなく、それによる未来を創造するという感じでしょうか。
う~ん。同じ言葉を繰り返していますね。
でも、そういう事です。
そんな意味合いの言葉をゾルダルが言ったんですよ。

現実的には、見た目や発言の言葉通りの評価しかできない人と、内に秘めたものを理解できる人との違いで、ゾルダルは前者に対する失意の発言をするわけです。
正直、私も、口下手なので自分の思いがあまり人に伝わりません。
それでも、私の行動も含めて判断して理解してくれる人はいましたので、その方々には恩返しではないですけど、全力で仕事でもなんでも協力しました。

初対面の人にはそんなことは求めませんが、何年も一緒に過ごした人が、発言の意味を理解せずに「言葉通りの解釈」しかできない人は多いですよね。
これは日本人的な要求なのですが、すべての人に求めている訳でもありません。
付き合いの深い人に求めても、解釈できない人とは、仲の良い振りはできても最終的には心が遠ざかってしまいました。

アニメの世界なんですが「人が創っているんだな」って感じる事ができる作品って、そんなに多くはないですよ。
あと、製作者の思いを感じる事ができるかどうかですかね。
見た目の感動作品ではなく、込められた想いを感じ取れるかで、映像作品を見る楽しみ方が変わってくると思います。
まぁ、こちらの思いを勝手に乗せてしまう場合もあるでしょうけど、
どちらにしても「感情で作品を観る」って事ができないと、
すべてがフィクションですからね。

って事で、今日はゾルダルで泣けました(笑)

ではでは。