のんびりいきます54

おっさんの独り言です

ふと思った事。

どうもです。

今の札幌は曇り
気温も氷点下
まぁ、穏やかな感じなので良しとしましょう

さて。
数日前にロシアの偉い人が北方領土について、他国の感情を逆なでするような発言も含めてSNSに投稿していました。
個人的にそういう感情を持っていること自体は仕方がない事ですが、己の立場を考えずにSNSというツールを使用して発言してしまう事に幼稚さを感じます。

ただ、今日はその辺の感情論や善悪の事は抜きにして、領土という事について考えてみました。
日本は大戦で敗戦国になりました。にも関わらず現在の領土を幸いにして維持しています。では、アメリカに喧嘩を売らずに極東でうまく立ち回って終戦を迎えていたらどうだったでしょう。
中国の北部、樺太朝鮮半島、台湾辺りは日本の領土だったのではないでしょうか。
そこで考えてみます。終戦後に素直に領土を返還していたでしょうか?
中国の北部に建国した満州国については、正直、想像つきません。
終戦後すぐに返還や満州国のまま独立などなど、選択肢が結構あったような気がします。(日本が敗戦国になっていない前提ですから。)
そして、樺太も現在の北方領土のようにロシアともめていたのではないでしょうか。
朝鮮半島や台湾は、日本国が素直に返還に応じるとは思えませんので、内戦が止まない状態で日本のままかも知れません。
つまり、日本が返還を求められる立場で係争地があったと推測できます。
この時、日本はどういう態度を取っていたでしょうか?

私個人の考えですが、現在のロシア側の対応と同じような事をしていたのではないでしょうか?当然、血の交わりも深くなっているでしょうし、多くの日本人が係争地に根を下ろしている事が考えらますので素直に返還に応じるとは思えません。
国民も年数が経つにつれて「自国の領土だ」と思い込む人が大多数を占めているはずです。

それを踏まえると、ロシア側の感情を「悪」とは言えないのかな?と考えられます。北方領土が返還されたとしても特区のような感じでロシアの方々の住居や移動、経済活動は認める必要があると思えます。そんな状態を「返還」とは認めないでしょう。日本人は。平和的解決って難しい気がしますよ。

朝っぱらから、ふと思ったのでありました。
では。